双頭の蛇
昨日は、巷で話題の双頭の蛇を見に行って来ました。
野生で見つかったものを金沢文庫のMASTER OF DRAGONという爬虫類ショップが保護しているそうです。
私の家から10分程なので、妻と気分転換に散歩がてら見に行くことにしました。
爬虫類ショップですら未知の空間だったので、期待とワクワクを胸に向かいました。
さてさて、まず入り口ですが、何となくインドネシアといった東南アジアを思わせるような飾り付けがされており、外からは見たことのない1匹の鳥(種類は分かりませんが笑)がお出迎えしようとしているのが見えます。
入り口のドアを開けるとモアッとした空気に包まれます。流石は爬虫類専門店、室内の温度と湿度は高いです。
入り口からいきなり大きなクモ達が目に入り一瞬肝を冷やされます。
そのまま中々生で見ることのない生き物たちに驚きながら足を進めて行くとレジがあり、いました!双頭の蛇!
本当に双頭です!
純粋に興奮し、『すげ〜』を連発してました。
2つの脳がどう使われているのか気になり調べたところ…
一説によると、双頭の蛇は一卵性双生児が
卵の中で頭以外くっついてしまい産まれてくるそうです。
脳が2つあるためにうまく動くことが出来ず、その生存確率から野生の個体が見つかるのは大変珍しいとのこと。なんと発見できる確率は100万分の1だとかそうじゃないとか!笑
希少な存在を生で見れたコトに感動しました。
運良く、両方の口が胃ときちんと繋がっているようなので、1つのエサを分けて両方の口から与えているそうです。
片方だけに与えるとストレスなども変わってくるのでしょうか?
食べていないはずなのに満腹になるというよく分からない状況に食べていない側の頭はパニックを起こしそうですね。
そもそも『自分は2つ頭がある』という自覚を持っているのか?というのも気になるところではあります。人間とは違うので…
触ることはできませんでしたが、見たり写真を取ったりはOKだそうです!
このMASTER OF DRAGON ですが、双頭の蛇以外にもペットショップでは見かけない
蛇、トカゲ、亀、蜘蛛、カエル
など、店自体はあまり大きい訳ではありませんが、内容の濃さが一見の価値ありなお店でした。
大きなワニガメが水槽にドスンと入っているのは何だかなと思いましたが、ふと見ると特定動物との張り紙が。
今回の双頭の蛇の保護の件を考えると、突然変異で生きることの困難な動物や不本意に日本に連れてこられてしまい適当に捨てられてしまった外来動物の保護もしているのでは?と思わせるような生物も中にはいました。
家畜人ヤプーを見るように動物と付き合うようにはなりたくないところです。