おさみその備忘録

考えたことや日々の出来事で思ったことなどを忘れないように更新していきます。

後輩の質問にどう応えるのか?

相手が何か質問をしてきた時どう答えるでしょうか?

 

大体は、理由を言って結論こうだというか、シンプルに結論を言うか、結論を言ってその理由を話し出すかもしれません。

 

もちろん質問のされかたによって答え方は変わると思います。

 

私が一番意識しているのは、最初に一言結論を言ってしまうことです。

 

これは、学生インターン中にチームメイトに教わった方法で、彼の答えがあまりにも論理的で分かりやすかったので参考にさせてもらってます。頭の中で相手の質問の後に自分に『結論は?』と問いかける。

 

すると答えとして結論から話す方法が身につくと言うわけです。

 

さて、これは普段の問答になりますが後輩や部下に対してはどうでしょうか?

 

現場に後輩が来てはや半年が過ぎようとしていますが、相手の質問に対してどう答えるのが今後相手のためになるのかを考えながら後輩の質問に答えています。

 

私が出した結論としては、相手の質問に対しての相手の考えを先に聞くのがいいのでは?となりました。

 

答えをすぐ出してもいいのですが、それは教育という観点で違うなと思い辞めることにしています。

 

まだ実践レベルには至っていないですが、理由としては大きく3つあります。

 

・相手に必要だと思われる情報のみ提案できる。

・後輩自身に考えるくせをつけてもらえる。

・信頼関係を築きやすい

 

まず1つ目の理由ですが、相手がどの程度まで理解しているのか?を確認することで、無駄な回答を省けます。

 

よくあったのが、相手の既知の情報を話してしまい、時間もとるし中々聞いてよかったな感が得られていない感触がありました。

伝える側が何を聞きたいのか?を完璧に伝えることが出来ればいいのですが、誰もがそれを出来るとは到底思えませんし、誤解のないように先にこちらから質問して、相手の理解度を測ることにしました。

 

相手がどこまで理解していて既に何かしらの答えを持っている場合、じゃあ聞きたいのはこういうことだろうと予測しやすくなります。

 

また相手はこういう時こう答えるという底にある価値観を少しずつ捉えることが出来ます。

 

次に、2つ目の後輩自身で考えるくせをつけてもらえることです。

 

相手にどう考えているかを毎回聞くことで、始めを自分で考えずに聞いていた後輩も、『今の状態で質問しても自分が何も答えられないから答えを準備しなければ』と考えるようになり、少しずつ自分で調べて答えを作るということを始めます。

 

これは私自身がその経験があり、さらに先輩だったらここを突っ込むだろうからこの答えも準備しとかねばと深堀するようになります。

 

1度調べる癖さえついてしまえば、あとは質問するということもかなり減ります。

 

最後の信頼関係の部分ですが、これはお互いこういう時はこう考えるという価値観を知ることで、自然とコミュニケーションを取りやすくなると思います。

 

また、こちらがあたかも先輩面をして、知っていることを述べるよりは、後輩の意見に毎回耳を傾ける方がリスペクトをしめせるでしょう。

 

私もまだまだですが、続けて新たな発見をしていきたいものです。