今後のエンジニアの需要
今後のエンジニアの技術の需要について考えてみました。
2016/11/15現在では、ビッグデータ解析、AI、クラウド、自動化、フィンテックといったキーワードが流行っており、今後も流行るとされています。
つまり、これらの領域で働けるエンジニアになれれば職がないということはないでしょう。
では、これらの領域で働くためにどんな技術が必要なのか?
ビッグデータ解析、AIに利用されているプログラミング言語としてはPythonが主流であるようです。つまり、これらの分野で働いていくにはPythonを修得していた方が良いでしょう。
クラウドにおいては、既にあるAWSやAzureが提供する無数のサービスを理解し提案する技術でしょうか?そのためこれらのクラウドサービスに精通する必要があります。
自動化に関しては、キーワードベースでいくとAnsibleなどで構築、設定作業を自動化していく技術といったところでしょうか?
既にクラウドサービスでも自動化出来ている部分はあるので、そこで出来ない部分をどう自動化するのかということになると思います。
これらを踏まえるとインフラ側のエンジニアは、今後どういう技術を身につけていくのかという点において、従来の技術に加えプログラミング言語も理解していく必要が出て来るでしょうし、クラウドサービスといったこれまでやっていた業務の何倍ものパフォーマンスを出すものに必死に追いついていく必要があると思います。
ただ、これらの流行りについていくというのとは逆の発想で、これらのインフラを整備する技術を高めるということに対しても需要があるのではないか?と私は考えています。
つまり、クラウド環境を支えるデータセンターとそこにあるストレージを整備し、求められるスペックを出す技術やそれらをつないでいくネットワーキングの技術です。
よりハードよりの技術となり、正直面白くはなさそうですね。笑
しかし、面白くなさそうな分野だからこそこれらの技術を身につけていく意義はあると思います。面白くなさそうですが需要があるからです。
よく優秀なネットワークエンジニアは既に足りていない言われています。また、流行りのおかげでネットワークエンジニアになろうとする若手エンジニアは激減しているでしょう。
その裏には、ネットワークエンジニアの将来が暗いという噂もありますが…笑
しかし、今後も上記の理由からより優秀なネットワークエンジニアは必要だと思うのです。
この優秀なという点は非常に重要ですが。
特にネットワークの技術というのは、なかなか個人で身につけられるものではありません。というのも、実機での検証が費用の面から大変難しいからです。
これから自分がどういう技術をつけていくのか?
エンジニアにとって常に課題となることですが、将来を見据えて限りある時間を技術に注いでいきたいものです。
ちなみに私は現場がWindows環境なので、しばらくはWindowsの自動構築を広めていこうと思います。